
ダイハツ・タフト(3代目) 諸元データ
・販売時期:2020年〜現在
・全長×全幅×全高:3,395mm × 1,475mm × 1,630mm
・ホイールベース:2,460mm
・車両重量:790kg(ガソリン車)
・ボディタイプ:クロスオーバーSUV(軽自動車)
・駆動方式:FF(前輪駆動) / 4WD(四輪駆動)
・エンジン型式:KF型(直列3気筒)
・排気量:658cc
・最高出力:52ps(38kW)/ 6,400rpm
・最大トルク:6.1kgm(60Nm)/ 4,000rpm
・トランスミッション:CVT(無段変速)
・サスペンション:前:ストラット / 後:トーションビーム
・ブレーキ:前:ディスク / 後:ドラム
・タイヤサイズ:165/65R14
・最高速度:約140km/h
・燃料タンク:36L
・燃費(WLTCモード):約18.6km/L
・価格:1,398,000円〜(税込み)
・特徴:
- スカイフィールトップ(ガラスルーフ)で開放感抜群
- DNGAプラットフォームで優れた走行性能と安定感
- レトロフューチャーなデザインで、個性的なルックスが特徴
ダイハツ・タフト(3代目)は、軽自動車市場に新たな風を吹き込んだモデルです。2020年に登場したこのクロスオーバーSUVは、軽自動車でありながら、まるで本格的なアウトドアSUVのような個性的なデザインと機能を持っています。特に注目すべきは、全車標準装備のスカイフィールトップ。ガラスルーフによる開放感は、普段の街乗りでも非日常的なドライブを楽しませてくれます。さらに、DNGAプラットフォームを採用したことで、軽自動車としては優れた走行性能と安定性を兼ね備えています。従来の軽自動車にありがちな制約を感じさせない、どこか新しい魅力を持つタフトは、若者からシニア層まで幅広い層に支持されています。今回は、そんなタフトの特徴的なポイントを掘り下げながら、なぜこの車が多くの人々に愛されるのかをご紹介していきます。

スカイフィールトップがもたらす“空のある日常”
3代目タフトの最大の特徴といえば、やはり「スカイフィールトップ」です。軽自動車に全車標準装備でガラスルーフが付いているというのは、かなり珍しいこと。しかもこのルーフ、ただのオプション的な飾りではなく、タフトのコンセプトそのものを体現した装備なのです。実際に座ってみると、前席の真上がスッキリと抜けていて、空が広がるような感覚になります。青空の日には明るさが倍増し、星が見える夜にはちょっとしたロマンチックな空間にもなります。
この開放感は、特に街乗りにおいても効果的です。軽自動車というと、どうしても「窮屈な移動手段」という印象がつきまといがちですが、タフトのスカイフィールトップがあるだけで、その閉塞感を見事に打ち消してくれるんです。さらに紫外線や赤外線をカットするガラスが採用されているため、夏場の日差しもそこまで気にならず、快適性もしっかりキープ。日常的な移動であっても、ちょっと特別な気分になれる、そんな装備になっています。
加えて、ガラスルーフの外側から見えるシルエットも魅力の一つ。水平基調のルーフラインに広がる黒い面積が、全体のデザインに締まりを与えていて、カジュアルな中にもタフさを感じさせてくれます。「日常に空をプラスする」というタフトのキャッチコピーは、まさにこのスカイフィールトップの存在があってこそ成立していると言っても過言ではありません。

DNGAプラットフォームが支える快適な走り
3代目タフトは、ダイハツが展開する新世代のプラットフォーム「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を採用しています。このDNGAは、トヨタグループでいうところのTNGAと同じ思想に基づいており、軽自動車であっても乗り心地や操縦安定性、安全性に優れたクルマ作りを目指すもの。つまりタフトは見た目こそユニークな軽SUVですが、中身はかなり本格派なんです。
例えば走行性能。高剛性ボディと足回りのセッティングによって、街中のちょっとした段差でもガタつかずにしなやかに走ります。特にCVTとの相性も良く、エンジンのパワーを上手く使いながらスムーズな加速が可能です。ターボモデルならなおさら余裕が感じられます。ハンドリングも軽快で、四隅にタイヤがあるような設計のおかげで、見切りも良く狭い道や駐車もラクラク。車高が高くても不安定さは少なく、しっかり路面に足がついているような安心感があります。
安全装備も抜かりありません。「スマートアシスト」搭載により、衝突回避支援ブレーキや車線逸脱警報、誤発進抑制機能などが備わっていて、初めてのクルマとしても安心して選べる仕様になっています。小さくてもしっかり安全。かわいくてもちゃんと走る。そんなタフトのバランス感覚は、通勤からレジャーまで、日常のあらゆるシーンに対応できる頼もしさにつながっています。

“映える”だけじゃない。支持される理由の奥にあるもの
タフトが登場したとき、「ゆるキャン△っぽい」「軽版ラングラー?」なんて声がSNSでも話題になりました。確かにアウトドア風の無骨なデザイン、豊富なアクセサリー展開など、“映える軽SUV”というイメージは強いです。でもそれだけでは、ここまで多くの人に選ばれる車にはなっていません。実際に販売データを見ると、20代〜30代の若者層から、60代以上のシニア層まで幅広く支持されているというのが面白いところなんです。
その理由のひとつが、ユニバーサルなデザインです。直線基調でスクエアなフォルムは、最近の丸っこいクルマとは逆を行く存在感があります。軽自動車なのにボーイズSUVのような頼もしさがあり、それでいて可愛すぎない絶妙なバランス。この「ちょうどいい感じ」が、年齢や性別を問わず受け入れられているポイントです。さらに視界が良く運転しやすいという声も多く、シニア層からは「見切りがいいから運転がラク」と好評。若者には「クルマに詳しくなくても楽しめるアウトドアギア」として、新しいライフスタイルのきっかけにもなっています。
さらに注目したいのは、「カスタムの楽しさ」です。ダイハツ純正のドレスアップパーツも多く、ルーフキャリアやボディステッカーなど、ちょっと手を加えるだけで自分だけのタフトに仕上げられるのも大きな魅力。この「自由に遊べる」感じが、所有欲を刺激してくれるんですよね。クルマって単なる移動手段じゃない、と思わせてくれる。タフトには、そんな懐の深さがあります。

まとめ
軽自動車という枠の中で、どれだけ“遊べる”か、“楽しめる”かをとことん突き詰めたクルマ、それが3代目ダイハツ・タフトです。開放感抜群のスカイフィールトップ、走りと安心感を両立するDNGAの採用、そして老若男女問わず惹きつけるデザインと使い勝手。そのすべてが一体となって、ただの軽SUVではない、新しい「ライフスタイルの相棒」としての存在感を生み出しています。
SNSでの映え狙いもよし、近所のスーパーへのお買い物もよし。キャンプに出かけてもいいし、平日の通勤でも活躍する。そんなオールラウンダーでありながら、どこか「自分だけの秘密基地」のような雰囲気をまとっているのが、タフトの魅力です。見た目に惹かれた人も、使い勝手で満足した人も、みんなが「ちょっといいね」と思える。そんなタフト、次はあなたの暮らしにもフィットするかもしれません。