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アウディ・A1(2代目):コンパクトプレミアムの真骨頂!進化した2代目の魅力を徹底解説

Audi A1 Sportback 35 TFSI 諸元データ

・販売時期:2018年~現在
・全長×全幅×全高:4030mm × 1740mm × 1435mm
ホイールベース:2560mm
・車両重量:1210kg
・ボディタイプ:5ドアハッチバック
・駆動方式:前輪駆動(FF)
・エンジン型式:直列4気筒DOHCターボ(EA211型)
・排気量:1497cc
・最高出力:150ps(110kW)/5000-6000rpm
・最大トルク:25.5kgm(250Nm)/1500-3500rpm
トランスミッション:7速Sトロニック(デュアルクラッチAT)
・サスペンション:前:マクファーソンストラット / 後:トーションビーム
・ブレーキ:前後ディスク(前ベンチレーテッド)
・タイヤサイズ:205/55 R16
・最高速度:約222km/h
・燃料タンク:40L
・燃費(JC08モード):約17.3km/L
・価格:365万円(日本導入時)
・特徴:

  • 高級感とコンパクトな取り回しを両立したプレミアムコンパクト。

  • 豊富なデジタル装備と最新の安全技術を標準装備。

  • 上級車種にも劣らない走行性能と静粛性を実現。

 

アウディのエントリーモデル「A1」は、初代から一貫してプレミアムコンパクトというカテゴリーの魅力を広めてきましたが、2代目となった2018年以降、その魅力はさらに進化を遂げました。特にデザイン性や質感が大幅に向上し、先代モデルよりも一回りサイズアップしつつも、都会的で洗練されたスタイルを維持しています。また、最新のデジタル技術を惜しみなく搭載し、若者から幅広い世代まで惹きつけるモデルへと成長しました。さらに、高性能バージョンとなるcitycarverやS lineといったグレードも設定され、スポーツ性やライフスタイルの多様性を提案しています。今回はそんな2代目アウディA1の魅力を、デザインの進化、充実の特徴、そしてスポーティグレードにフォーカスして紹介します。

 

プレミアムコンパクトの進化:2代目A1のデザインと質感向上の舞台裏

初代A1はコンパクトながらアウディらしい高級感で人気を集めましたが、2代目はさらに一歩進んでいます。デザインは初代に比べてより大胆でシャープに変化しました。フロントマスクはアウディ伝統の六角形のシングルフレームグリルを採用し、精悍でスポーティな表情に。初代よりも幅が広くなったことで、安定感が増し、プレミアムコンパクトとしての存在感を強めました。また、インテリアの質感も大幅に向上し、上級モデルから受け継いだデジタルインストルメントパネルや高品質な素材を惜しみなく使用。アウディはこの2代目A1を単なる小型車ではなく、上質でライフスタイルに寄り添う一台に仕上げることに注力しました。その裏には、競争が激しいコンパクトプレミアム市場で際立つ存在感を放つため、開発チームが徹底的に細部までこだわりを持って取り組んだ背景があります。

実用性とスポーティさを両立:2代目A1の注目すべき特徴とは?

2代目A1はボディサイズが一回り大きくなりましたが、都市部での取り回しの良さはしっかり維持されています。むしろ、後部座席の居住性やラゲッジスペースが広がったことで、日常の使い勝手が大きく向上しました。実用性だけでなく、走りの面でも大きな進化があります。先代モデルに比べてより低重心化され、操縦安定性がアップ。街中では軽快さを発揮し、高速道路でも安定した走行が楽しめます。加えて、Apple CarPlayAndroid Autoを標準対応した最新のMMIインフォテイメントシステムを採用し、スマートフォンとの連携も簡単に。安全面では衝突軽減ブレーキやレーンキープアシストなどを装備し、コンパクトカーとは思えないほど充実した機能でドライバーをサポートします。まさに「実用性とスポーティさの両立」を完璧に体現したモデルです。

最速のコンパクト、A1 citycarverとS line:高性能グレードの魅力

2代目A1には、標準モデル以外にも魅力的なバリエーションがあります。その一つがアウトドア志向を強調した「A1 citycarver」です。車高がやや上げられ、SUV的なタフな外観と高めのアイポイントによる視認性の良さが特徴的です。都市生活だけでなく、週末のレジャーにも活躍します。一方、スポーティさを追求するなら「S line」がおすすめです。外観には専用のスポーツバンパーや大径ホイール、スポーツサスペンションが装備され、よりダイナミックなドライビングフィールを提供します。これらのモデルはアウディのスポーツモデルを手がける専門チームが担当し、一般的な小型車とは明らかに違う、特別なドライビングエクスペリエンスを提供するために開発されました。高性能グレードが用意されていることで、A1はただの小型プレミアムカーではなく、幅広いライフスタイルに対応するモデルとして市場で注目されています。

まとめ

2代目アウディA1は、プレミアムコンパクトの枠を超え、さらに魅力的で多様な価値を提供するモデルに成長しました。大胆に進化したデザイン、高まった質感と実用性、そして高性能モデルの存在は、他のコンパクトカーとは明確に一線を画しています。都市型ライフスタイルに合ったコンパクトさと高級感を求める方や、走りの楽しさを追求するユーザーまで、幅広いニーズに応える一台。それが2代目A1の最大の魅力といえるでしょう。